| 要因 |
顕在化した現象・予測される現象 |
| 少子化問題:日本の人口は2007年頃から減少し、都市圏への人口流入も鈍化、ファミリー所帯数が増加しない |
●ファミリータイプ住宅をはじめ住宅需要が減少する。⇒地価下落
●少子化による長男・長女化により親の資産を相続するストック世代増加で住宅地需要減。⇒地価下落
●人口の都市集中化の鈍化による需給バランスの変化、資産を拡大する年齢層の減少。⇒地価下落 |
| 不況による企業倒産、個人破産の増加、所得の減少、先行きの不透明感 |
●住宅は不動産市場に大量に放出されているが所得不安により有効需要が低下。⇒地価下落 |
| バブル崩壊による金融機関の不良債権処理、都市銀行から地銀、ノンバンク系、生保に移行しているが、その後の景気低迷で2次的不良債権が増加している。 |
●金融機関の貸し渋りによる不動産流動性の阻害⇒地価下落
●担保評価額大幅割れでの不動産処分⇒地価下落
●金融機関の競売による担保不動産の処分の増加⇒地価下落 |
| 企業、生産拠点の海外移転(人件費、土地価格、コストの安い海外に生産拠点を移し価格競争力に勝る製品を日本へ輸出するユニクロの開発輸入手法の普及など) |
●工場用地の需要減、工場跡地の売却による供給増加⇒地価下落 |
| 定期借家権制度 |
定期借家法により賃貸市場全体のレベルアップと住みやすさが増す。その結果、無理をして持ち家を購入せず、ライフスタイルに合わせて住まいを変えていく「賃貸志向派」が増える。その結果、地価下落は促進される。 |
●公共事業縮小など
●財政難により公共建築物を数多く作るハード主体から建物をいかに使うかのソフト重視に移行 |
●公共団体による開発事業の中断、事業用代替地、国や自治体が大量に抱えこんでいる土地の放出が始まる。⇒地価下落 |
| 企業の評価基準のグローバル化 |
●企業が不動産の含み益でなく、本業のキャッシュフローなど収益性・収益率で評価される時代になったため未利用不動産、低収益・低稼働の不動産の売却が増加。⇒地価下落
●土地の含み益を主体とする店舗展開はそごう、ダイエーなどの経営破たん要因となつている。
●連結会計による子会社統合、消滅により事業所需要減少⇒地価下落
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| 従来の相続税対策など土地保有による節税効果の消失化 |
長期的地価低迷で路線価と時価との開差が縮小し節税効果が消失、物納の増加。 |
| 生産緑地法の改定 |
農地の宅地化・アパート・賃貸マンションの(空室)増加⇒地価下落 |
| 食糧輸入の自由化 |
宅地に転用される農地が増加⇒地価下落 |
| 時価会計原則導入 |
時価評価原則の導入により、企業のオフバランスによる不要土地の売却が増加し、所有より借りるケースが増える。含み損の顕在化で処分物件が増加。⇒地価下落 |
| 居住家屋の耐用年数の長期化(10年瑕疵保証の品確法や住宅性能表示制度の制定) |
SI住宅(構造体に100年以上の耐久性をもたせ内装・設備を改装しやすくしたRC造建築)の普及、木造住宅の耐用年数の長期化で住宅のライフサイクルが長くなるため新規購入需要は減少し、リホームが増加。⇒地価下落 |