不動産競売も期間入札の導入や、購入ローンの利用、インターネットでの情報展開と一般購入者に身近なものになった。人気物件には下記のような共通性がある。

• 空家、債務者が占有者で短期賃借権をはじめ諸権利の付着のないもの
• 投資マンションなど粗利回り(年額家賃収入など/不動産価格)の高いもの
• 接面街路が最低4ｍ以上の公道で建築基準法上、再建築に問題がないもの
• 建物の維持管理が良く建築後経過年数があまりたってないもの。日照、通風が良く建物の外観、設備が良ければベスト
• 大手デベロッパーの大型住宅団地や街区、環境がよい住宅団地内にあること
• 土地形状が整形であること
• 通勤など都心への接近(最寄駅までの距離、最寄駅から都心までの所要時間)が良い

最近は不慣れな素人のために諸手続きや物件調査をしてくれる代行業者もいる。現在は、不動産業者の卸値市場の感があるが、今後SPC(特定目的会社)が不動産証券化の動向で参入してくる可能性がある。

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