ネットビジネス
東京渋谷界隈のネットビジネスの新興起業家群をビットバレーと呼ぶが、ネットビジネスを中心とする株式投資がバブル化しているとの指摘もある。ナスダックジャパン、東証マザースの出現により株式公開が起業から数年で可能になったからだ。マザースや店頭市場ではネット系の株価は高騰し、上場後1000倍になったものも珍しくない。これらベンチャー企業も玉石混合で単にアメリカのビジネスモデルを模倣したものや株式公開が目的で公開後の展開のシナリオが曖昧なものも多い。
真のベンチャー企業とは特定分野のTOPとなることを目標とし成長のSTEPのシナリオが描けており戦略的ロードマップを決めて攻撃的に投資を実行してゆくものであるが、現在、インターネットを中心に次世代のビジネスモデルが模索されている。
インターネットビジネスは現在5階層からなるピラミッドを形成している。最底部の5層は通信インフラ企業、4層はハードウェア、ソフトウェアメーカー、3層はインターネット接続プロバイダー、2層はEC支援企、1層は各種サービスを提供するコンテンツ企業である。ベンチヤー企業が参入するとすれば2層、1層と思われる。
コンテンツの提供やEC運営、仲介サービス、WEBサイトのポータル化などアイデアと技術があればまだこれからの分野であり一獲千金も夢でない。
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