心が壊れた者

ビールに風邪薬を入れ、偽装結婚の果てに殺した生命保険殺人容疑者、小学生を殺し、最後は自殺した「てるくはのる」、神戸の「酒鬼薔薇」等、最近は心が壊れた者が多い。これらに共通するのは金に目がくらんだ自己本位者か、孤独と荒涼とした精神風景のなかで社会にメッセージしたい小児的衝動者といえターゲットは常に弱者である。

森羅万象あらゆる存在は相互に依存し共生しており、人間もその中のひとつの存在であり、よってあらゆる人々の生命は尊い。能力と努力に基き分配されるという基準からみれば競争社会もやむ得ないがその渦中にあってふと我に帰り慈悲心をおこす宗教や教育があまりに無力なのが不幸である。

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